VirtualAppliance競争

VMware,仮想アプライアンスのマーケットプレイスを開設
 米EMC傘下の米VMwareは米国時間11月7日に,仮想アプライアンス(virtual appliance)のマーケットプレイス「Virtual Appliance Marketplace」を開設したことを発表した。「300以上の仮想アプライアンスを簡単に検証できる」(VMware)という。
VMwareは以前からVirtualApplianceとして、各ベンダのソフトを乗っけたvmdkファイルを配布してきたのですが、Microsoftの発表を受けてなのでしょうか、新たにVirtual Appliance Marketplaceなる物を打ち出してきたようです。

参考:Microsoft,仮想化環境におけるソフト検証プログラムを開始
ユーザとしてはベンチャー各社が開発したツールを試してみる為に機材を準備して、環境作って、インストールして、セットアップして・・・という煩わしい作業からある程度開放されるので、こういった新規ソフトウェアの「ちょっと試してみるか」という環境が整いつつあるのはいい事だと思います。

以前書いたように、今後は仮想マシンのmobilityが重要視されてくるのでしょう。
将来的にはこの技術(衛星通信技術を応用した次世代分散ストレージシステム)と組み合わせてストレージやサーバのlocationという概念その物が意味の無い事になっていたりするかも。