後で書く

http://blogs.vmware.com/vmtn/2006/12/vmware_esx_serv.html

データセンターへのVirtualization導入の現状
興味深い

United Technologies' Pratt & Whitney subsidiary ではvirtualizationの導入について、ソフトのテストの段階から更にvirtualized applications, Web servers、さらにOracle and Microsoft databasesまで進めている。物理的に16台のマシン上で110台のvirtual machinesを VMware's ESX Server を使って行っているという。

7VM/ESXか。ホストが何かは不明だが少し抑え目な感じかとも思ったがまともに動作させるならこれくらいが妥当か。

XenVM engineに注目すべきだという。すなわちparavirtualization方式である。言い換えると、Xenのもとでは、OSであるLinuxWindowsは仮想化されていることを知っており、hypervisorの仕事はその分軽減されることになる。サーバーのハードウエアデバイスとの通信に関わる部分について。
その結果、XenSourceは各サーバープラットフォーム毎にデバイスドライバーを提供する必要がない。
VMwareの2400人の従業員の多くはESX Serverのデバイスドライバー作りに従事していると関係者はいう。

というようによく言われる事なのですが、どうも私はこの"Paravirtualization"に対して一歩引いてしまいます。独自ドライバが不要であるというのがウリですが、VMwareが提供するドライバを利用する事による"Fullvirtualization"での容易な仮想化がここまでの仮想化ブーム?を作り出してきたようにも思えるのですがどうでしょう。"Paravirtualization"しかなかったらIAサーバの仮想化自体がまだただのオタクのオモチャにしかなり得てない気がしてならないのです。
独自ドライバといっても要するにホスト(つまりVMwarの場合ESXのvmkernel)がデバイスを利用する為の物なので、そもそもまともにサービスを提供しようとしている企業が、大変失礼な物言いですが、アキバのショップで買い集めたパーツでこさえたような怪しげなサーバで運用するものなのか、と思うのですがどうですかね。いや、別に否定はしてないんすけどね。VMwareもparavirtualizedなのをプレビューですが出してるくらいだし。